- 社会人でもゼロから英語学習すべき?
- 失敗しない参考書選びのポイントはなに?
- 社会人にオススメな参考書は?
以上のような悩みを解決します。
本記事の主な内容
- 社会人がゼロから英語学習をするかどうかの判断基準
- 失敗しない参考書選びのポイント
- 社会人にオススメな英語の参考書10選
「仕事で英語が必要になった。」「スキルアップのために英語学習を始めた」など、英語学習をはじめる理由はそれぞれあるかと思います。
そこで重要なのが、参考書選びです。
忙しい社会人ともなると、参考書をそれぞれ試すことは非効率であり、適切な参考書で早く英語を習得したいのではないでしょうか。
本記事では、私の経験をもとに、おススメの参考書をいくつか紹介します。
▼記事の筆者について
留学当初はESL(語学)からのスタートでしたが、基準以上のスコアをだし、3か月ほどでESLを修了。その後はアカデミックで学んでいました。
そのため、日常英会話は問題なくできるレベルです。
それでは、解説していきます。
ゼロからの英語学習をするかどうかの判断基準
ゼロから英語学習をやり直すかどうかの判断基準はシンプルです。
結論、基礎知識(英文法)の理解があるかどうかが基準です。
なぜなら、英文を構成するルールである英文法が分かっていなければ、英文を聞いて理解することも、自力で正しい語順の英文を組み立てることも出来ないからです。
そのため、英文法の理解度が基準になります。
「英文法に自信がない」、「英文法が分かっていても、上手く英文が作れない」など、知識に曖昧さが感じられる方は英文法からやり直しましょう。
とはいえ、英文法は以下のサイトで無料でかつ簡単に確認できるので、参考にしてみて下さい。
「英単語はいいの?」と思う人もいるかと思いますが、これは人によります。
語彙力に自信がない人は単語の学習に時間を使うべきですが、ある程度英単語を覚えていると感じるのであれば、わざわざ単語の学習に時間をつくる必要はないです。
私お場合はどちらかと言うと、普段の学習で分からない単語を見つけた場合に、その都度調べるというスタンスがちょうどよかったです。
勉強法も紹介>>【社会人向け】英語をゼロから独学でマスター【5ステップの勉強法】
失敗しない参考書選びのポイント
参考書選びのポイントは、自身の目的に合致している参考書かどうかがポイントです。
例えば、試験のために英語学習するのであれば、試験の出題傾向や過去問を含んだ参考書を選びますよね。
そして、英会話の時にすぐに英文が組み立てられるようにしたいのであれば、和文英訳の参考書で英文の組み立ての練習をするのが適しているでしょう。
このように、目的に合わせて参考書を選んでください。
逆に、目的もなく英語学習をしようとすると伸び悩みに直面するので、英語学習における目的はハッキリさせておきましょう。
社会人におすすめな英語の参考書10選
では、目的別に紹介していきます。
中学3年間の英単語が1カ月で1000語覚えられる本
▼こんな方におすすめ
- 中学レベルの英単語を復習したい人
- 短期間で復習したい人
この本の形式としては、英単語をコツコツやるというより、一気に覚えていくスタンスになっています。
そのため、短期で英単語をインプットしたいという方には特におすすめです。
改訂版 中学3年間の英語が1冊でしっかりわかる本
▼こんな方におすすめ
- 英文法をじっくり復習したい人
- 例文も交えて、しっかり理解を深めたい人
冒頭で、英文法は英文法 - 中学英語 学習サイトで無料で確認できると言いましたが、こちらは例文が少ないのが欠点です。
そのため、例文等も交えて理解を深めたい人におすすめです。
シンプルな英文とイラストを多用したわかりやすい解説をもとに、最低限必要な文法用語をスムーズに理解できるように構成されているのもポイントです。
99パターンでわかる中学英語文型の総整理
▼こんな方におすすめ
- 英文法を復習しつつ、英会話の際にすぐ英文を思いつくようにしたい人
- 「どんな英文で表現すればいいんだろう」とよく会話中に悩む人
英文法を勉強したからといって、会話などでペラペラに英語を話せるわけではないですよね。
やはり、「これどういう英文にすればいいんだろう」と悩むことも多いのではないでしょうか。
この本では、文型を99の基本パターンに分類し、分かりやすくまとめてあります。
「英文がすぐに思いつかない」と悩む方は、これで英文のパターンを覚えることをおすすめします。
どんどん話すための瞬間英作文
▼こんな方におすすめ
- 英文をすぐに作れない人
- そもそも英語表現・文型に自信がない人
- 英語を早く話せるようにしたい人
この本は和文英訳の問題集になります。
レベルとしては、中学1~3年ほどの難易度です。
和文英訳は、英語を話すときにすぐに英文を考え付くようにするためには効果的です。
なぜなら、和文英訳における英訳と、英会話の際に言いたいことを英文に直す工程はほぼ同じで、英会話を想定した学習が出来るからです。
英会話に特化して勉強したい方はぜひ試してみて下さい。
大学入試 英作文が1冊でしっかり書ける本 【和文英訳編】
▼こんな方におすすめ
- 簡素な英文しか作れず、悩んでいる人
- 英語表現をもっと上達させたい人
- 英会話をより上達させたい人
この本も和文英訳の問題集になります。そのため、英会話に特化して学習したい人向けです。
レベルとしては、題名にあるように「入試レベル」です。
とはいえ、英文法が一通り分かっていれば、もし和文英訳が上手く解けなくても答えの英文を見れば、「あ、こういう英文で表現するのか!」と腑に落ちるレベルです。
「中学レベルの英語はバッチリ!」という方はこちらに挑戦してみて下さい。
新・英作文ノート
▼こんな方におすすめ
- 英語を読む分には分かるが、英文を作るのは難しいと感じている人
- 構文の理解を深めておきたい人
「英語を読むことはできても、自力で英文を作ることは出来ない」と悩む人は多いのではないでしょうか。
この本では、ネイティブらしい言い回しや構文を学ぶことができ、上記のような悩みを解決するには適しています。
そして、本書には英語における間違えやすいポイントの解説や、穴埋め問題、並べ替え問題も多く含まれており、ゼロからの英作文に全く自信がない人でも始めやすいものとなっています。
キクタン英会話 【基礎編】
▼こんな方におすすめ
- 場面別で役に立つフレーズを覚えたい人
- 基礎的な英会話がどんなものか知りたい人
- 中学レベルの英文法・単語を復習し終えた人
自力で英文を作り上げるというよりかは、一問一答のように、日常生活・旅行・仕事などの場面で、覚えたらすぐ使えるフレーズがまとまっています。
英語力を全体的に上達させたいという人より、仕事で海外出張になったという急ぎの方に特におすすめです。
ネイティブスピーカーの単語力 1 基本動詞
▼こんな方におすすめ
- 英単語を詳しく学びたい方
- 単語のニュアンスまで知りたい方
- どういう感覚で使われる英単語なのかを知りたい人
つまり、ネイティブがどういう感覚で各英単語を使っているかを解説した参考書です。
ニュアンスまで把握しておきたい方はこの参考書で始めて下さい。
公式TOIEC Listening & Reading 問題集9
▼こんな方におすすめ
- 仕事でTOEICを受けなければいけない方
- TOEICの教材でどれを使おうか迷っている方
題名の通り、TOEIC対策の問題集です。
結局、TOEICでスコアを上げたいのであれば、模擬問題、過去問をやるのが最適です。
模擬問題、過去問をやって出題傾向に慣れるのが最短ルートです。
TOIEC L & R TEST でる単特急 金のフレーズ
▼こんな方におすすめ
- TOEICにでる語彙に難しさを感じた人
- TOEICのスコアを上げたい人
TOEICの語彙対策としては有名な参考書です。
闇雲に英単語を学ぶより、この1冊でくり返し学ぶのがおすすめです。