- 英語はなにから勉強すればいいのか分からない
- 英語をゼロから独学でマスターできる勉強法が知りたい
- 英語を勉強しても、上手く話せるようにならない...
以上のような悩みを解決します。
この記事で学べること
- 【ロードマップ】英語をゼロから独学でマスターするための2つの勉強手順
- 【社会人向け】英語をゼロから独学でマスター【5ステップの勉強法】
- 【コツ】英語をより上手く話せるようにする方法
▼記事の筆者について
留学当初はESL(語学)からのスタートでしたが、英会話を想定した勉強法をしたことで基準以上のスコアをだし、3か月ほどでESLを修了。その後はアカデミックで学んでいました。
そのため、日常英会話は問題ないレベルです。
▼留学の証明書
▼本記事の勉強法を実践するメリット
以下のような課題を解決し、英会話で困ることがほぼなくなる点がメリットです。
- 「話そうにも、言葉が出なくてつまってしまう」
- 「言いたいことを上手く英語に直せない」
- 「どのような英文で表現すればいいのか分からない」
シンプルな勉強法なので、ぜひ実践してみて下さい!
【ロードマップ】英語をゼロから独学でマスターするための2つの勉強手順
英語をゼロから独学でマスターする勉強手順は、次の2つです。
- その①:基礎固め
- その②:英会話を想定した勉強
▪その①:基礎固め
具体的には、英文法・英単語のインプットです。
基礎(英文法・英単語)の理解が曖昧なままだと、『英文を正しい語順で組み立てられない、聞き取っても正しく英語を理解できない』などの致命的なデメリットがあります。
つまり、基礎(英文法・英単語)がおろそかなまま問題集を解いたり、英会話、読解をこなしても、「ただ漠然と英語がまったく分からない」という状態になってしまいます。
そのため、英文法・英単語はしっかり理解しておきましょう。
▪その②:英会話を想定した勉強
次のような、4つの勉強法を実践します。
- 和文英訳:表現の仕方をインプットでき、英語の表現で困ることがほぼなくなります。
- 英作文の練習:これをこなすと、自分の言葉で言いたいことを言えるようになります。
- パラフレーズ練習:単語が思いつかずとも、臨機応変に言い換え表現が可能になります。
- シャドーイング:音声の聞き取り、意味理解が容易にできるようになっていきます。
英語を学んだとしても、実際に英語を話そうとすると「すぐに英文が思いつかない」なんてことが多々あります。
そのため、なんとなく勉強するのではなく、英会話を想定した勉強法を実践することが大事です。
以上のことから、本記事で紹介する5ステップの勉強法は以下のとおりになります。
【社会人向け】英語をゼロから独学でマスター【5ステップの勉強法】
- 英文法・英単語(中学レベルでOK)
- 和文英訳の練習
- 英作文の練習
- パラフレーズ練習
- シャドーイング
それぞれの勉強法について、詳しく解説していきます。
【社会人向け】英語をゼロから独学でマスター【5ステップの勉強法】
ここでは、以下の5ステップの勉強法について、それぞれ解説していきます。
【社会人向け】英語をゼロから独学でマスター【5ステップの勉強法】
- 英文法・英単語(中学レベルでOK)
- 和文英訳の練習
- 英作文の練習
- パラフレーズ練習
- シャドーイング
英文法・英単語(中学レベル)
中学レベルの英文法
まず、基礎知識である英文法の把握は大切です。
なぜなら、これを理解しなければいくら英単語やフレーズだけ覚えたとしても、正しい語順の英文を作れないからです。
例えば、以下の文章を自力で英語に直して下さい。
自力で英語に直せたでしょうか。これは中学で習う英文法で表現しています。
英文法が頭に入っていた人は、難なく英語に直せたと思います。
一方で、英文法をわからないでいると、以下のような状態止まりになってしまいます。
- 『まったく英文が思いつかなかった』
- 『答えを見たら腑に落ちたけど、自力で納得のいく英文を作れない』
そのため、英文法は最優先でマスターしましょう!
以下のサイトで無料で英文法をチェックできるので、参考にしてみて下さい。
中学レベルの英単語
英文法と同様、英単語の習得も大事です。
なぜなら、英文法を理解して正しい語順で英文を作れるようになっても、「これって英語でなんて言うんだっけ?」と単語が思いつかなかったら英文を完成させることができないからです。
そのため、単語の学習も大事です。
ただ、覚えるべき英単語の難易度としては、中学レベルの英単語で大丈夫です。
実体験から言えることですが、中学レベルの英単語を学ぶだけでも日常英会話の内容をかなり聞き取れるようになりましたし、そもそも、日常において聞きなれないような難しい単語はほぼでてこないからです。
そのため、中学レベルの英単語をマスターしましょう。
おすすめ記事≫社会人必見!ゼロからの英語学習におすすめな参考書10選【初心者OK】
和文英訳の練習
次に、和文英訳の練習が大切です。
なぜなら、和文英訳をやることで英語の表現の仕方をインプットでき、英会話において表現で困ることがほぼなくなるからです。
実際、英語を話す際、
- 英語が思いつかず、言葉に詰まってしまう
- 言いたいことを上手く英語で表現できない
- どのような英文で表現すればいいのか分からない
以上のように悩んだことはありませんか?
上記の悩みは、和文英訳を解き、表現の仕方を学ぶことでほぼ解決できます。
和文英訳のやり方【3ステップ】
- 和文英訳を解く
- 模範解答/解説を確認
- 表現に使われる『構文』などを覚える
和文英訳を実践することで、自分はどんな表現が出来ないのかを確認しつつ、模範解答/解説からすぐに『どのように表現されているか』を確認できるので効果的です。
また、私は和文英訳で表現を学び続けたことで、英文のパターンが頭に定着していき、結果として『英語脳』が出来上がっていきました。
⇩ここで、和文英訳の例題を確認しましょう⇩
【例題】以下の文章を英語に直してください
難なく英訳でき、正解していれば問題ないです。
もし英文が思いつかなかった場合、模範解答でどのような構文で表現されているのかを確認し、その構文を覚えて下さい。
和文英訳を解き、使い慣れていなかった表現を覚えていくことで、難なく英会話ができるレベルまで目指せます。
▼念のため、おすすめの和文英訳の問題集を紹介しておきますので、挑戦してみて下さい。
英作文の練習
英語の表現の仕方をある程度覚えた後は、英作文で0から文の内容を作り上げることが大事です。
なぜなら、和文英訳であれば文章が用意されているわけですが、英会話を想定した場合、話す内容は自分で考えなければいけない為、英作文の練習も大事です。
▼英作文の2つのポイント
- 身の回りのこと・何気なく考えていることなどを日記に書く
- 瞬時に英文を組み立てられることを目指す
>身の回りのこと・何気なく考えていることなどを書く
普段から『身の回りのこと・何気なく考えていること』などを英語で表現する練習をすることは大切です。
なぜなら、『身の回りのこと・考えていること』などは英会話の場面においても話すことは多く、こういった英会話シーンを想定した勉強を普段からすることで、英会話中に表現で困ることを減らせるからです。
また、自分が普段どんな会話をしているかを振り返り、その内容に沿った英作文をするとすんなり頭に入ってくるので効果的です。
>瞬時に英文を組み立てられることを目指す
英会話をする上でよくある悩みは、『瞬時に英文が思いつかない』ことです。
そのため、英作文を実践する際は普段から瞬時に英文を作れるよう意識して下さい。
とはいえ、始めの頃は表現に困ることも多々あり、瞬時に英文をつくることが出来ないかもしれません。
その場合は、表現に困らないよう表現の仕方をインプットしつつ、英作文を継続するようにしてください。
パラフレーズ練習
※パラフレーズとは、言い換え表現のこと。
英語の上達のためには、パラフレーズの感覚に慣れることも大事です。
なぜなら、パラフレーズができることで、もし会話中に英単語が思いつかなかったとしても、英文を作り上げることが出来るようになるからです。
例えば、「満場一致」を英語でいうとどうなるでしょうか。
答えは、”unanimity”です。
「満場一致」の英単語が分からず、調べた人もいるのではないでしょうか。
しかし、英会話中に分からない英単語を逐一調べている時間はないため、パラフレーズをできるようにする必要があります。
「満場一致」のパラフレーズの例は以下
- 「Everyone agreed it.」➡みんな賛成した
- 「Nobody objected it」➡誰も反対しなかった
「満場一致」は「みんなが賛成した」に言い換えることが出来ます。
分からない単語があったら調べることも大事ですが、英会話シーンを想定すると、パラフレーズ(言い換え)を出来るようにすることも大事です。
シャドーイング
※シャドーイングとは、英語を聞きながら、聞こえてきた英文を追うように発音するトレーニングです。
『聞く』『話す』を同時に行うため、負荷の高いトレーニングである分、効果は絶大で、以下の3つのような効果があります。
- 音声を正しく聞き分けられるようになる
- 音声の意味理解が容易になる
- 発音が改善される
1.音声を正しく聞き分けられるようになる
英語を正しく聞き取るには、『①音を聴いて』、『②意味を理解する』という2ステップが必須です。
シャドーイングをすると、発音しながらリスニングすることになるので、英語特有の発音をアウトプットしながら意識的に学ぶことができるので、非常に学習効率が高いです。
2.音声の意味理解が容易になる
リスニングにおいて、「英語を聞いても上手く内容を理解できない」と悩むことはありませんか?
英語を聞いても上手く理解できない人の大半は、『①音を聞く(音声知覚)』に集中しすぎているため、肝心の『②意味を理解する』ができないでいるからです。
イラスト化すると、以下のようなイメージです。
ポイント
一方、普段の生活で日本語で会話する際、聞こえてくる単語1つ1つを意識しながらリスニングすることはありません。
これは、『①音を聞く(音声知覚)』の自動化がほぼ出来ており、意識せずとも音を聞き取れるようになっているからです。
シャドーイングをしていくと、英語に対しても『①音を聞く(音声知覚)』の自動化が次第にできるようになっていき、その分脳のリソースを『②意味を理解する』に割くことが出来るようになるため、リスニング力が飛躍的に向上します。
シャドーイングを繰り返すことで、2つの分野(『①音を聞く(音声知覚)』『②意味を理解する』)に割く脳のリソースのバランスが取れてくるので、シャドーイングの継続は大事です。
3.発音が改善される
ネイティブの英語を真似して発音する為、ネイティブが話す英語のイントネーションが勝手に身につき、英語の発音が改善されていきます。
したがって、リスニングの練習としてだけでなく、スピーキングの練習としても学習できるので、将来英語を使った仕事をしたい方は絶対にやっておいたほうが良い勉強法です
因みに、私がシャドーイングする際は、主にTEDを使っていました。
【コツ】英語をより上手く話せるようにする方法
結論:「英会話を想定した勉強法」+「オンライン英会話」
❖英語の勉強効果を爆上げする方法
答えは、以下の2つを組み合わせてやることです。
- 英会話を想定した勉強法
- オンライン英会話
なぜなら、英語は実際に話すことで慣れて、英語脳が身につき、「難しい」と感じなくなっていくからです。
例えば、日本人は中学・高校で6年間も英語を習いました。
教科書を見て、日本人同士で英語を勉強してきましたが、いざ外国人と話そうとすると話せません。
つまり、知識として知ってても、人間を前に英語を話すという経験をしてないせいで、やり方が分からない状態に陥ってしまいます。
そのため、勉強して知識がついた後は英会話も実践し、慣れていきましょう。
今ではオンライン英会話も普及し、留学せずとも自宅で低コストで英会話を実践できるため、試してみてはいかがでしょうか。
オンライン英会話サイトのメリットとデメリット
オンライン英会話は、自宅などで手軽に英語をアウトプットできるため、英語初心者にとっては非常に便利な学習ツールです。
ここでは、メリットとデメリットについて以下にまとめます。
【メリット】
- 場所や時間にとらわれず、自宅からでも気軽に取り組める
- 講師とのマンツーマン授業ができるため、自分に合ったレッスンが受けられる
- 外国人講師とのコミュニケーションを通じてリアルな英語の使い方が身につく
- 多くのオンライン英会話サイトでは、比較的低価格で授業を受けることができる
【デメリット】
- インターネット環境が不安定な場合、授業がスムーズに進まないことがある
- 評価が高く、人気な講師の予約が取りにくいことがある
おすすめのオンライン英会話サイトの紹介と比較
【1. DMM英会話】
- 日本人講師と120か国以上の講師が在籍
- 25分単位での授業料金制で、1レッスンあたり255円程度
- 初心者向けのテキストや教材が充実している
- 授業の予約が自由度が高く、24時間365日予約可能
- 様々な部門でサービス評価NO.1を獲得
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【2. レアジョブ英会話】
- 日本人講師とフィリピン人講師が在籍
- 25分単位での授業料金制で、1レッスンあたり173円程度
- 初心者向けのテキストや教材が充実している
- 口コミ評価が高く、安定した講師陣が特徴
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【3. Cambly(キャンブリー)】
- アメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリア等の英語圏の講師が在籍
- 24時間いつでも受講可能
- 月額料金が比較的安い
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