
- 初心者が独学で英語をマスターできる勉強法を知りたい
- 英語を勉強しても上達の実感がない、勉強法が良くなかったのかな...
- 英語を勉強する上での注意点は?
- ちょっとした時間で簡単に英語を学べるツールも知りたい
以上のような悩みを解決します。
本記事の主な内容
- 初心者向け!独学で英語をマスターできる勉強法【5ステップ】
- 初心者にありがちなNGな3つの英語の勉強法
- 社会人が英語を勉強する上で注意すべき5つのこと
- 社会人のゼロからの英語学習に役立つアプリ4選
- 社会人におすすめなオンライン英会話【アウトプットも大切】
▼記事の筆者について

記事を書いている私はアメリカ留学経験が1年ほど。
留学当初はESL(語学)からのスタートでしたが、基準以上のスコアをだし、3か月ほどでESLを修了。その後はアカデミックで学んでいました。
そのため、日常英会話は問題なくできるレベルです。
こういった私が解説していきます。
初心者向け!独学で英語をマスターできる勉強法【5ステップ】
私はアメリカ留学時、本記事の英語の勉強法を実践してESLを修了、アカデミックも履修していました。
そのため、この勉強法で日常英会話で困らないレベルの英語の習得を目指せます。
初心者向け!独学で英語をマスターできる勉強法【5ステップ】
- 基礎知識から(中学レベル)
- 英語の構文をマスターする
- 英語の日記をつける
- パラフレーズ練習
- シャドーイング
それぞれ解説していきます。
基礎知識から(中学レベル)
中学レベルの英文法
まず、基礎知識である英文法の把握は大切です。
なぜなら、英文法を理解しなければ、いくら英単語やフレーズを覚えたとしても正しい語順の英文が作れないからです。
また、英文法が分からなければ英語を読んだり聞いたりしても理解できないからです。
つまり、基礎である英文法の知識が曖昧なままだと、リーディング、リスニング、ライティング、スピーキングに支障がでます。
そのため、英文法は必ずマスターしましょう。
以下のサイトで無料で英文法をチェックできるので、参考にしてみて下さい。
中学レベルの英単語
英文法と同様、英単語の習得も大事です。
なぜなら、英文法が分かっていても、「これって英語でなんて言うんだっけ?」と単語が思いつかなかったら英文は作れないからです。
そのため、英単語も大事です。
ただ、覚えるべき英単語の難易度としては、中学レベルの英単語で大丈夫です。
なぜなら、経験から言えることですが、中学レベルの英単語帳で学んだだけで、日常英会話の内容をかなり聞き取れるようになりましたし、そもそも、日常において難しい単語でありふれているわけではないからです。
そのため、中学レベルの英単語をマスターしましょう。
おすすめ記事≫社会人必見!ゼロからの英語学習におすすめな参考書10選【初心者OK】
英語の構文をマスターする
次に、英語の構文をマスターすることも大切です。
なぜなら、構文をマスターすることで表現の仕方で困ることが減り、英会話をスムーズにできるレベルまで目指せるからです。
実際、英語を話す際、

- すぐに英文が思いつかない
- 英語でどう表現すればいいのか分からない
- 自然と英語が思いつけば、スムーズに話せるのに
と、以上のように悩んだことはありませんか?
上記の悩みは、構文を覚えて、表現の仕方さえ分かってしまえばほぼ解決できます。
そのため、構文はしっかりインプットしましょう。
英語の構文をマスターできる勉強法【3ステップ】
- 和文英訳を解く
- 模範解答・解説を確認
- 『どのような構文で表現されているのか』を把握
上記の通り、英語の構文をマスターするための勉強法は超シンプルです。
和文英訳を実践することで、自分はどんな表現が出来ないのかを確認でき、かつ、模範解答・解説からすぐに表現に使われる構文をインプットできるので効果的です。
⇩ここで、和文英訳の例題を確認しましょう⇩
【例題】以下の文章を英語に直してください
難なく英訳でき、正解していれば問題ないです。
もし英文が思いつかなかった場合、模範解答を確認し、

- この構文を使えば、こういう表現ができるのか!
- 確かに、この並びの英文なら意味も通じるし納得できる!
と、参考になった英語表現(構文)をインプットしてください。
模範解答の英文を読んでも腑に落ちない場合は、なぜそのような英文になるのかを理解できるよう、英文法の復習やフレーズを確認しましょう。
和文英訳を解き、使い慣れていなかった構文をインプットしていくことで、難なく英会話ができるレベルまで目指せます。
そのため、使いこなせていない構文はしっかりインプットしましょう。
▼念のため、和文英訳の問題集を紹介しておきます。
英語の日記をつける
英文法・単語、表現に使われる構文をインプットしたら、それらを駆使して英語の日記をつけましょう。
▼英語日記のポイントは以下の2つ
- 身の回りのこと・考えていることを日記に書く
- 瞬時に英文を組み立てられることを目指す
>身の回りのこと・考えていることを日記に書く
身の回りのこと・考えていることなどは英会話でも話す事になり、日記としてまとめてあることで、自分について英語で話す事が楽になるため、効果的です。
また、自分に関することを英語にすることで、インプットしてきた構文の知識がより定着します。
>瞬時に英文を組み立てられることを目指す
日記を書く際は英会話を想定し、瞬時に英文を作れるように意識しましょう。
英会話をする上でよくある悩みは、『瞬時に英文が思いつかない』ことです。
そのため、先述の和文英訳や英語日記をする際は、瞬時に英文を作れるよう心がけて下さい。
パラフレーズ練習
パラフレーズとは、言い換え表現のことです。
英語の上達のためには、パラフレーズに慣れることも大事です。
なぜなら、私自身パラフレーズが出来るようになったことで、英語の表現に困ることが圧倒的に減り、英会話をよりスムーズにこなせるようになったからです。
例えば、「満場一致」を英語でいうとどうなるでしょうか。
答えは、”unanimity”です。
「満場一致」の英単語が分からず、調べた人もいるのではないでしょうか。
しかし、英会話中に分からない英単語を逐一調べている時間はないため、パラフレーズができるようにする必要があります。
「満場一致」のパラフレーズの例は以下
- 「Everyone agreed it.」➡みんな賛成した
- 「Nobody objected it」➡誰も反対しなかった
このように単語が分からなくても、パラフレーズで言い換えすれば、言いたかったことが言えるようになります。
そのため、パラフレーズ練習は英語の上達において大切です。
シャドーイング
シャドーイング:聞こえてくる英語音声を、追うように発声するトレーニング
シャドーイングの教材は、以下のようなものがあればOK
- テキスト(台本、字幕など)が用意されている英語音声
- 動画(字幕があるもの)
私は字幕のある【TED】を活用してシャドーイングを実践していました。
シャドーイングのやり方は以下の2つ
- 聞こえた音声通りのリズムで英語を復唱し、正しい発音の習得に重点をおく
- 発音よりも、英文の内容や、構文の把握に重きを置く
シャドーイングを実践するメリットとして、スピーキングとリスニングの向上が狙えます。
スピーキングの向上
シャドーイングを実践することで、ネイティブの英語のリズム・発音を簡単に学べます。
英語には日本語にはないような発音も多く、ネイティブの英語音声をそのままマネることで、独学でもスピーキング力の向上が可能です。
また、よく出てくる表現や構文をインプットすれば、自然と英語が思いつくようになっていきます。
先述の通り、英会話をする際に「英語でなんて言えばいいのか分からない」「どう表現すればいいか分からない」と悩むことも少なくありません。
ただ、シャドーイングを通してよく使われている構文・フレーズをインプットしておけば、必要な英語がパッと思いつくようになります。
リスニングの向上
シャドーイングをやるかやらないかでは、実際に英会話をやった時の聞き取り具合は変わってきます。
普段からシャドーイングでネイティブの英語に慣れていれば、当然、いきなり英会話をやってもある程度は聞き取れます。
ただ、最初は「字幕にある英文を見れば意味は理解できるけど、実際に話されている英語はよく聞き取れない」と悩む人も少なくありません。
これは、英単語の発音や、どのような構文で表現されているのかをしっかり把握できるようにすることで、英語を正しく聞き取れるようになります。
初心者にありがちなNGな3つの英語の勉強法
インプットばかりの学習
英語を独学する場合に陥りがちなのが、インプットばかりの学習です。

インプットばかりだと、英語の知識が定着するまでには時間がかかり、効率が悪いです。
効率的に英語を習得するには、知識のインプットに加えて、知識をアウトプットすることが大事です。
例えば、
- 英文を読む際は、声に出して読む
- 参考書で学んだら、問題を解く
- 新たに表現方法を覚えたら、それを応用して英作文を試す
以上のように、インプットとアウトプットは簡単に組み合わせることが出来るので、インプットばかりにならないように意識しましょう。
一貫性のない勉強法
勉強法に一貫性がなく、コロコロと勉強法や教材を変えるのはNGです。
特に初心者の場合、英語の習熟度を実感しにくく、勉強法を変えてみたり、いろいろな参考書を試しがちなのではないでしょうか。
しかし、一貫性がある勉強法・参考書を反復することが大事です。
なぜなら、一貫性のある勉強法を実践する方が、英語の習熟度を実感しやすいからです。
英語は1日2日で習得できるものではないため、学習を始めたての頃
その状態で、あれこれ勉強法や参考書を変えながら勉強すると、余計に習熟度が実感しにくくなります。
一方、同じ勉強法・参考書を反復すると、英語の表現がより早く定着するため、一貫性のない勉強法はやめましょう。
英語の聞き流し
英語の聞き流しは、特に初心者には意味のない勉強法です。
なぜなら、最初の頃は上手く英語が聞き取れない状態がほとんどで、聞き取れない英語をいくら聞いても効果はないからです。
例えば、全く分からないのに中国語を聞き流していても、中国語を習熟することは出来ませんよね?
まずは、英語の基礎知識、表現に使われる構文などに慣れ、自分の中に英語のデータベースを確立し、ある程度聞き取れるようになることが大事です。
そのため、英語の聞き流しを実践してもあまり聞き取れない場合は、基礎知識を固めるところから始めましょう。
初心者が英語を勉強する上で注意すべき5つのこと
『完璧な英語』を目指し過ぎない
『完璧な英語』を目指しすぎないことが大切です。
完璧を目指すと時間がかかりますし、挫折につながります。
さらに「完璧な英語」という目標は漠然としていて、本当に完璧な英語になったかどうかは判断しずらいからです。
実際、英語を学習する社会人にとって目指すべき目標は「完璧な英語」ではなく、業務内でのコミュニケーション、キャリアアップに必要なレベルですよね。
そのため、最低限、業務の中でコミュニケーションができるレベルの英語を目指し、必要に応じて勉強することをおすすめします。
モチベーションの維持
独学で英語を学習する際、上達のカギとなるのはモチベーションです。
私が英語学習をする上でのモチベーションはこの2つでした。

- アメリカ留学当初、話そうにもパッと英語が思いつかず、もどかしさを感じていたから改善したかった
- 日本語を英訳してから話すのではなく、自然と英語が思いつくようにしたい
以上のような悩みを解決したいというモチベーションがあったからこそ、私は英語の勉強を続けられました。
そして、モチベーションを維持するための3つのポイント
- 勉強の目的を明確にする
- 上達を実感できる環境に身を置く
- 英語に悩める環境をつくる
・勉強の目的を明確にする
例)自然と英語が思いつくようにしたい。キャリアアップ・収入アップのため。
・上達を実感できる環境に身を置く
例)留学先、オンライン英会話、TOEIC等の試験など
・英語に悩める環境をつくる
例)オンライン英会話の継続。英語の表現に困らなくなるまで和文英訳を毎日継続
いずれも重要ですが、モチベーションの3つのポイントは留学ですべて網羅できました。
*工夫次第で、以上の3つは日本にいながらでも網羅できます。
「話すこと」を意識する
英語の独学における重要なポイントは、「英語を話すこと」を意識することです。
英語を独学していると「読む・書く・聞く」は鍛えられ、話せたつもりになってしまうことがあるのではないでしょうか。
そのため、和文英訳などで英作文をしたり、英語を読むときはスピード感を意識しつつ音読したり、聞くときは、聞き取った英語をリピートするなどしましょう。
和文英訳を解く過程で英語の表現についても学べますし、声に出すことで、苦手な発音や話す際のスピード感の確認ができます。
また、声に出すことで口と耳も使うことになり、英語の語感がより感覚に身につきやすくなったので、独学の際は「話すこと」を想定しましょう。
日々の継続
英語学習において、継続することは重要です。
なぜなら、英語は1日2日で話せるようになるものではなく、語感、つまり英文のパターンが感覚に身についてスラスラ話せるようになるまでにはどうしても時間がかかるからです。
まず、英語学習には転換点があります。
適切な勉強法を継続できていれば、ある時を境に英語の語感が少なからず身についてきます。
英語学習を継続し、英語が上達した学習者の中には、ある時期を境に「英文のパターンが分かってきた!」「パッと英文を組み立てられるようになった」というような経験をした方が少なくないです。
筆者も同じような経験をした1人でした。
上達を実感できない時期があっても、適切な勉強法を継続できれば、英語の語感は身につき、より上手く話せるようになっていくため多忙な社会人でも学習の継続は必須です。
スキマ時間の活用
先述の通り、英語は1日2日で習得できるようなものではありません。更に社会人であればまとまった時間で英語を勉強することが難しいです。
スキマ時間での学習が大切です。
なぜなら、スキマ時間を活用するメリットとして、英語学習を簡単に継続することができ、学習の習慣化が容易だからです。
忙しい社会人でも、通勤時間や昼休み、空き時間といった毎日のルーティーンの中にあるスキマ時間に英語に触れる機会を組み込むことで、英語の語感は身につきやすくなります。
そのため、英語学習においてスキマ時間の活用も大事になってきます。
例として、アプリや動画でスキマ時間に手軽に英語を学ぶことが出来ます。
▼私のおすすめは以下の2つ
スキマ時間にガッツリ学ばずとも、参考になった英語表現や単語をサクッと学び取るだけでも、継続すると大きな力に変わるものです。
初心者のゼロからの英語学習に役立つアプリ4選
ここでは、ゼロからの英語学習におすすめなアプリを簡単に紹介します。
アプリなので、ちょっとしたスキマ時間などに試してみて下さい。
・Duolingo(デュオリンゴ): Duolingoは、ゲーム感覚で楽しく英語学習ができるアプリです。単語や文法、リスニングなど、幅広く学ぶことができます。
・HelloTalk(ハロートーク): HelloTalkは、世界中の人と英語で会話ができるアプリです。ネイティブスピーカーと簡単にコンタクトを取ることができるため、リアルな会話練習ができます。
・Anki(アンキ): Ankiは、単語帳アプリです。自分で作った単語帳を学習することができます。また、他の人が作った単語帳をダウンロードすることができます。
・Quizlet(クイズレット): Quizletは、単語帳やフラッシュカードを作成して学習することができるアプリです。他の人が作った単語帳を探すこともできます。
これらのアプリやツールを使いこなすことで、ゼロからでも効率的に英語学習ができます。自分に合ったものを選び、積極的に活用していきましょう。
初心者におすすめなオンライン英会話【アウトプットも大切】
オンライン英会話サイトのメリットとデメリット
独学で勉強していると、アウトプットを忘れがちになり、せっかく学んだ知識も忘れがちになってしまいます。
オンライン英会話は、自宅などで手軽に英語をアウトプットできるため、英語初心者にとっては非常に便利な学習ツールです。
ここでは、メリットとデメリットについて以下にまとめます。
【メリット】
- 場所や時間にとらわれず、自宅やカフェなどどこでも学習ができる
- 講師とのマンツーマン授業ができるため、自分に合ったレッスンが受けられる
- 外国人講師とのコミュニケーションを通じてリアルな英語の使い方が身につく
- 多くのオンライン英会話サイトでは、比較的低価格で授業を受けることができる
【デメリット】
- インターネット環境が不安定な場合、授業がスムーズに進まないことがある
- 評価が高く、人気な講師の予約が取りにくいことがある
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【2. Cambly(キャンブリー)】
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